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ケース7
息子名義の借り入れをそのままに、借金を整理したい

依頼者様のお悩み

息子の名義で借り入れをしてしまった分だけを手続きしないで、私名義の借金だけ手続きがしたい

Bさん(名古屋市在住)の場合
 当初は生活費のためにご自身の名義で借り入れをしていたBさん。しかし、次第に借金総額も大きくなり自分の名義では借り入れができなくなりました。
 そのため、息子さんが以前取引をしていた消費者金融から息子さんのカードを利用してキャッシングをおこなってしまったそうです。

現 状

借金及び財産の状況

借金
消費者金融(保証)6社   約485万円 取引期間 1年〜8年
合計 約485万円

月々の家計の状況

収入 支出
Bさんの収入 約15万円 生活費(家賃、食費等) 約10万円
合計 約15万円 合計 約10万円

※月々の収入から借金の返済を除いた支出合計を引くと5万円となります。これが余剰金(月々の収入から返済に充てることができる金額の基準)です。

解決のご提案

取引期間の長いものも多く、借金の総額が減少する可能性が高いため、息子さん名義の債務を除いても手続きは可能と判断し、任意整理手続きを受任しました。
 Bさんのご要望は、第一に息子さん名義で借り入れをしてしまったものについては今後も支払いを継続し、ご自身の借金分のみの手続きをおこないたいというものでした。
 息子さん名義の借金は月々2.5万円の支払いのため、Bさんが残りに充てることのできる金額は2.5万円と小額なります。
 しかし、取引期間が長いものもあるため、十分に返済計画をたてることは可能と思い任意整理手続きを受任いたしました。

CHECK POINT!

選択の決め手

任意整理は手続きする債権者を選ぶことができる。

手続きの注意点

手続きをおこなうとブラックリストに登録され今後約7年間は借り入れができなくなる

手続きの結果と費用

手続きの結果

債権者 依頼時の残金 取引年数 手 続 き の 結 果
引き直し後の残高 支払方法 月々の返済額
消費者金融 A社 約50万円 6年 約8万円 分割17回 5千円
消費者金融 B社 約75万円 6年 約7万円 分割14回 5千円
消費者金融 C社 約200万円 4年 約50万円 分割56回 9千円
消費者金融 D社 約44万円 8年 約0万円
消費者金融 E社 約16万円 1年 約12万円 分割25回 5千円
合   計 約385万円   合計 約77万円   合計 2.4万円

 超過利息引き直し後の結果、消費者金融の債務総額は77万円になり、月々の返済は2万4千円と息子さん名義の借金の返済2万5千円を支払っても月々返済可能な金額となりました。
 手続き完了までの期間は、受任から債権者より取引履歴の開示があるまでに2ヶ月、取引履歴の開示があってから和解が完了するまでに1ヶ月、合計で3ヶ月間ですべての手続きが完了いたしました。→任意整理の詳しい流れはこちら

手続き報酬(着手金除く)

費用 支払い方法
当事務所の報酬 15万円 受任後一括払い

多重債務解決の実例

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代表司法書士  寺田 好克 (てらだ よしかつ)
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認定番号 第418022号

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